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仕事のツールが詰まった、愛用のトランク
ライフプランナーとは文字通り、人の人生に関わることで、その人にあった保険をオーダーメイドで設計する。目に見えない商品だけに、理解してもらうには時間がかかる。
保険の軸は商品ではなく、お客様にあるべき。その視点で保険、保障を提供することが重要だと語る片山さんは、独自のスタイルで世界に一つしかない保障をつくりあげている。
この世界に入って10年。きっかけは、一本の電話からだった。
当時、大手製薬会社にてMR(医薬情報担当者)の仕事についていた片山さんは、充実した日々を送る一方で、「人の役に立てているのかを肌で感じるために、もっとエンドユーザーに近いところで仕事をし、社会に貢献したい」という思いを募らせていた。そんな時、ライフプランナーという仕事に出会った。ある程度将来を嘱望された前職から、決して甘くはない世界へ。不安はあったが、それを上回る期待が背中を押し、転職を決意したのである。
「ライフプランナーという仕事は、その人の人生のパートナーとして寄り添い続けることで、人の為に役立ち、人との出会いが自分の大きな財産となります。まさに、自分が本当にやりたかった仕事でした」
経営者、個人事業主、サラリーマン、医師、弁護士、会計士、プロスポーツ選手と、10年で出会った片山さんのお客様は多岐にわたる。100人のお客様がいれば、100通りの人生がそこにある。つまり、100通りの人生に合わせた100通りの保障がある。

「生命保険には魔法の力があると感じています。例えば、もしもの時には今までにお支払い頂いた掛金の何千倍ものお金が即座に準備されるという力、メインバンクが離れていくような厳しい事業局面でも、保険の解約金を活用することで即座に運転資金が準備されるという力、相続を“争族”にさせない力、事業承継において自社株の分散を防ぐ力です。確実な事業保障、役員退職金の準備、強固な組織作りの為の従業員福利厚生、事業承継・相続対策等々、生命保険を活用するにあたり最も大切なことは、そこにどれだけお客様の“想い”を反映させることができるかです」

現在の業況、将来へのビジョンや事業展開、従業員の方々やご家族のこと・・・保険のプロが介在するからこそ、こうしたことへの想いが詰まった「世界に一つしかないオーダーメイドの保障」を届けることができる。
契約の最後に、「本当に私でよろしいですか」と必ず確認し、生涯の付き合いがスタートする。証券が出来上がると、どんな遠方でも直接、手渡しに出向く。気に入っていただいた点を尋ね、「片山さんが信頼できるから」という言葉が返ってきたときは、この上ない喜びと同時に、大きな責任を意識する瞬間。身が引き締まる思いだという。

「保険は入口(加入時)が重要視されがちであるが、本当に大切なのは入口ではなく、その途中、そして出口にある」と、片山さんは力強く語る。保険は加入して終わるものではない。通常の商品でいう“納品”がずっと先にあるから。お預かりしている保険を、そのお客様に合わせ、必要な時に最適な形でお客様にお届けする。そこにライフプランナーが存在する最大の価値がある。

「人とのご縁、出会いは、人生において究極の財産。ライフプランナーという仕事は、そのご縁、出会いを頂ける最高の仕事であると思っていますが、まだまだ保険に対する世間のイメージは良くない。私はそのイメージを変えていきたい」
これからも、素晴らしい縁を築きながら・・・

取材:2014年 8月20日